『がびーん。記憶が無い。。。』お酒を飲む人は必ず経験すると言います。
誰もが経験するといっても良いというこの現象、研究所長である私の例からお話しましょう。
ビール→いっぱい
日本酒→いっぱい
水割り→いっぱい
正確な量は全く覚えていません。しかし、家に帰ったのも覚えています。スーツを着ていたのですが、スエットに着替えたのを覚えています。布団を引いたのを覚えています。布団にもぐったのを覚えています。そう、記憶は無くなっていないのです。
しかし、次の日目が覚めると、私はフルチンでした。こともあろうに布団の中でフルチンで寝ていたのです。これは一体…。母親と会うと母親は言いました。
『あんた昨日の夜大変だったのよ』
がびび〜ん『記憶の無くなった記憶が無い。』
そう、記憶の無くなる瞬間の記憶が無いのである。人はいつ何時「酔うと記憶を失う」のか?そこで、研究所員集めて質問をした。
研究所員A |
「そうですね、いつ記憶がなくなったかなんて覚えてないですよ」 |
研究所員B |
「だいたい4合目から記憶が曖昧にはなりますが…」 |
研究所員C |
「お、これは酔心じゃないですか?どこで手に入れたんですか?」 |
ちょうど我が部屋には酔心が2升とどーでもいい酒が2升あった。
研究所員A |
「そうだ!!所長、どこで記憶が無くなるか見ていてください!!」 |
研究所員C |
「そうですよ、ここに酒があるんだから実験しましょう」 |
ここでハメられたと思いつつも実験を行うこととした。
研究所所長 |
「ちくしょー、安い酒から飲んでいけよ〜!!」
「よし、俺が見届けてやるから存分に飲むがいい!!」 |
一人烏龍茶をすする所長を他所に宴会研究が開始されました。
1時間後
研究所員A |
「所長も飲みましょうよ〜」 |
研究所員B |
「そーそー、この酔心スイスイ入りますよ〜。いやーうまい酒だなぁ」 |
Cはすでに爆眠、他の二人も結構きているようだ。
研究所所長 |
「それは俺の酒だ。ちくしょ〜飲んでやる。」 |
そこで飲んだが研究終了。私はとりあえず酔心を1升隠し、飲み出した。1升ビンが無くなりかけた頃、飢えたオオカミ達から酔心を守るべく提案をした。
研究所所長 |
「キャバクラに行こう」 |
研究所員A |
「おお、いいねぇ行こう。行こう。」 |
研究所員B |
「え〜金無いよ〜」 |
研究所員A |
「大丈夫大丈夫、金は天下の周り者だから。」 |
研究所員B |
「所員Cはどーする?」 |
研究所所長 |
「ほっとけ。行こう〜」 |
自宅からタクシーに乗りとなり駅に…研究所員Aが選んだ店に入る。…そこは動物園だった…。1時間で出る。すぐに違う店に入る。…そこも動物園だった…。そして帰った。
当然みんな記憶は残っている…
研究結果発表:
『研究中にキャバクラに行っては行けない。』